田舎暮らし、ときどき北欧。

夢をカタチにするまでの軌跡。

【Day 6】ろっぴす(蚤の市)初参加

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今日いちにちで
「素敵!」「とっても綺麗!」って言葉を
たくさんたくさんいただいた気がする。


その理由は
振袖を着ていたから。


今回の目的のひとつ
Loppisと呼ばれる蚤の市に参加すること。
彼に頼んで参加登録お願いしました。
参加料は250クローナ(約3000円くらい)。

外じゃなくてモールの地下駐車場なのも面白い。


わたしはもう着なくなった浴衣やお着物、羽織などを持ち込んでだいたい1着500円から2000円くらいで売りました。
20着くらい持って行って15着売れたかな。売上約15000円。初めてにしては上出来。
今回参加したことで、


・お着物に興味がある人がたくさんいること
・いちばん売りやすい種類がわかったこと

・やはりお端折りは難しいこと
・紐も売って欲しいこと(今回は自分のをサービスでつけちゃった)
・ほとんどSwishと呼ばれるキャッシュレスでのやりとりであること。そちらのほうが金銭授受がないのでスムーズ(お釣りの用意がいらない)


・げ!ん!ご!英語での限界があること。
これ身に染みました。英語だと会話してくれない人もいて、そのときは完全に彼だより。
スウェーデン語で着物についてどう説明するか、これができなきゃスウェーデンでお店を開くなんて無理に等しい。
スウェーデン人は英語もできるひとが多いけれど、全員ではないし。


自分に出来ること
出来ないことが明確になったし、
人々の反応も見られたのでよかったです。勉強になりました。そして売り子は目立ってなんぼ。
ひとが少ない時に、隣で扇子持って日舞の練習してたらひとが集まってきたよ。芸ができるのも大事。


約三時間だけの参加でしたが
貴重な体験をさせていただきました。
用意や準備をしてくれた彼と、彼のお父さまに感謝。やりたいことやらせてくれて有難い。


そういえば振袖はやっぱり人気で
いくら?って何人かにも聞かれましたけど
蚤の市に来るようなお客さま相手には売れそうもないかなという印象。
売るつもりはなかったので高めに言ってたけども。


わたしは、誰にでもファッションとして着てほしい気持ちが強いので「高く」売るよりも、多くの人に着てもらって日本の着物の認知度と着る人を増やす、が先かな。そのあとで良いものが欲しい人はまた出てくるとおもってる。


と、いうのが今回参加でおもったことでした!


おつかれ!

【Day 5】kimono × Swedish beauty

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着物の美しさを

日本から海外へ

「暮らしに着物を」もっと気軽に取り入れられたらなとおもい、わたしはきっちり和装だけでなくカジュアルにお着物を来て欲しい。

服の上から、とか

ブーツを履いて、とか

コートのように羽織って、とか。

難しいことを考えず

日本のお着物のよさに触れてもらいたい。

着心地を楽しんで欲しい。

日本の伝統技術の美しさを見て気に入ってもらいたい。

ただそれだけ。

日本人に対しても

海外の方たちに対しても。

 

今回、三年ぶりに会うスウェーデンのお友達に頼んでmodelをしてもらいました。

そしてその場で、服の上から着付けてヘアセットもして、お写真を撮る。

簡単に脱ぎ着ができるので、途中で別のお着物に着替える。

そんなカジュアルな撮影会。

意外と簡単に着られることを、まず知って欲しい。

それから、素敵なデザインだなって思ってもらえたり、触り心地いいねって感じてもらえたら、それだけで、わたしの思いは充分伝わってる。

 


貴重な時間をつくってくれたナタリー

本当に本当にありがとう。

とっても美しかった。

 


スウェーデンでお着物はどこまで興味を持たれるのか?どのくらいの価値観なのか?どうしたら気軽に着てもらえるのだろうか?ということを調査すべく、本日は蚤の市に出店してきます!

今回のスウェーデン旅行の目的のひとつです。

タダでは帰りません。笑

全然見向きもされなかったらどうしよう〜〜〜

という不安もあったり。

値段設定どうしたらいいの〜〜って朝から悩んでます。反応みながら向こうが高いと感じないくらいの値段でお渡しできればいいな。

 


どきどき。

 

【Day 4】北欧お買い物日記③

昨日はリンショーピンの中心地へ。

初めに向かった先は、教会。

わたしはキリスト教徒でもなんでもないけど

教会のあの厳かな、凛とした雰囲気が好き。

必ず旅先で立ち寄る場所のひとつ。

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きれーい。

心を穏やかにしたら、街へでて

まずは腹ごしらえ。

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SUSHI YAMAというところで日本食

スウェーデン四日目にして

もうすでに恋しい病。

ちなみにスウェーデン語でオーダーを試みるも

向こうの質問が聞き取れず、咄嗟に英語が出てしまったためスウェーデン語タイム終了。悔しい。

英語はなしちゃうと、もう英語しか話してくれなくなるのよね…

お味は日本のとは少し違うけど美味しかったです。

 

さて腹ごしらえが済んだところでお買い物へ。

気になった場所に片っ端からはいっていきます。

雑貨屋さんめぐり、楽しい。

エルサベスコフが好きで、そのコップ見つけた!という喜びも束の間、

値段が高くて諦めた。

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コップひとつ3000円くらいするんやけど。

日本で北欧のアンティークもの買うのと変わらない値段…うむむむ。

そして

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こちらを購入しました。本。

コップよりは安かったけど

これも本にしてはなかなかいいお値段。

北欧展では展示だけにしようかな…

 

いくつかお店をまわり、

以前も北欧旅で購入したことのあるクリーマー発見。ノルウェー発祥のイーエスンド社のもの。

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シンプルなフォルムが可愛い。

ここのお店の方が、わたしのお着物を褒めてくださいました。でもやっぱり咄嗟に英語が出てしまった。のにもかかわらず、彼女はスウェーデン語で話し続けてくれて、さらには「あなたわたしのスウェーデン語わかってるでしょ」「だって話通じるもの」って、スウェーデン語で伝えてくれました。

そうなのです。話すのはなかなか難しいのだけど、聞いたらわかることもあるの。

アウトプットが如何に難しいかってこと。

スウェーデンへの移住も可能性のひとつとしてはあるのだけど、どうしても実感みたいなものがないからか日本での勉強が捗らず。

ただ、やったことは忘れないように少しでもいいからスウェーデン語に触れる生活はしていたいなと思いました。がんばろ。

 

5日目の今日は、午後からもう一度ガムラリンショーピンへ行って、スウェーデンのお友達にお写真撮らせてもらう約束してます。さて何着せよう。たのしみ。美女との撮影、緊張する…

 

 

 

【Day 4】シルバーアクセサリーづくり

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手仕事は、人の想いが伝わるから好き

去年知り合ったシルバーアクセサリーの職人さん。

今回その方のお家にお邪魔して作業場を見せてもらった上に、ワークショップまでしていただきました。

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前回ペンダントいただいたのに、今回はリングまで作ってもらってしまった…

ありがとうございます。

 

ちなみに今回のワークショップで教えていただいたものは

一本のシルバーからたくさんの輪っかをつくり

それを重ねて丸くしていくもの。

ひとつのボールをつくるのに所要時間1時間半くらいかかりました。

そしてそれをピアスにしたかったわたしにお付き合いいただき、さらに1時間半。

感謝しかありません。

そして出来たものが最初のお写真です。

とっても気に入ってるので

本日早速つけてお出かけ決定。

 

これをつくるのにそんなにたくさんの道具はいらないから、ぜひ日本でもつくってねと言われました。

 

スウェーデンのシルバーアクセサリー職人に

まさかの弟子入り。

 

お忙しいなか、お時間つくっていただきありがとうございました。

 

【Day 4】可愛すぎるCafe in Linköping

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昨日はいちにち街の中心地を散策したのだけど、

学校の授業が終わった彼と待ち合わせをしようということになり

彼が「Café Berget」というので先に行って待ってようと向かったら……

 

な!に!こ!こ!!!、、

 

あまりの可愛さに発狂しそうなのを堪え

ひたすら部屋別にお写真を撮りまくるという、、

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他にもいろんなお部屋があったよ。

可愛すぎてSNSで叫ぼうとしたのだけど

WiFiなくて無理でした(号泣

 

お部屋も家具も使われている食器も(ちなみに最初の写真の食器、今回わたしも購入してます)全て好み……

 

わたしの彼、好みわかってるな…

そして彼と合流し、fikaし終わったところで撮影大会。

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こんなオシャレな写真撮れちゃう

 

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ふざけてるけど、これも気に入ってる

 

ちなみに頼んだチョコレートケーキも

チャイラテも美味しかったので心もお腹も満足なCafeでした。

可愛いもの大好きな子は、リンショーピンお立ち寄りの際に必ず行くべし。おすすめ。

 

 

【Day 3】北欧お買い物日記②

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可愛いしか出てこない

お菓子屋さん兼雑貨屋さんで

こちらを購入。

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左: Fläderと書かれたものは

フレーデル(英名だとエルダーフラワー)を乾燥させた紅茶。わたし、このエルダーフラワーの飲み物が大好きなの。

今回の北欧展2日目の夜のイベントで飲めるようにしたいな(予定は未定です)

右: スウェーデンで有名なダーラヘスト(日本だとダーラナホース)モチーフのカードセット。

ダーラナ地方発祥の伝統工芸品にこの木彫りの馬があって、幸福を運んでくれるといわれています。

わたしも初めてスウェーデンに来た時に、彼がひとつプレゼントしてくれて大事に持っていますが、ずっと幸せなので間違いないです(自分調べ

小さくても手作りなので意外といいお値段します。

欲しい方いれば買ってきますけども。

スウェーデンのお家には必ずひとつは飾ってあるような気がする。

 

それからもうひとつ。

たぶん今回の旅でいちばん高いであろうものを買いました。(前回来た時は自分用にだけ買った)

店員さんが綺麗にラッピングしてくれたので日本まで開けずに持って帰ります。自分用のものを参考に載せとこ。

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サーミ族の伝統工芸品です。

このページに上手くまとめられていたのでリンク貼り付けます。

https://www.zutto.co.jp/blog/category/maintenance/191

 

サーミのひとたちには迫害の歴史があって、

自分のアイデンティティを否定したり、伝統的なものの制作をやめてしまったり、言葉を覚えなくなったり、などがあると聞きました。

現在はサーミの文化や言葉を学ぶ学校なども設立され、サーミアイデンティティを継承していく動きも見られるそうです。

わたしが北欧から日本へ雑貨を紹介するときに、こういう背景も一緒にお話できたらなと思うと同時に、わたしがサーミのものを買うことで、作り手がいなくならないための一助になることを願っています。

お着物にもいえることだけれど、やはりひとが「買う」ことで作り手を守る、ひいては伝統を守ることに繋がるなと感じます。もちろん、その背景も含めて気に入ったから買うんですけど。

私が気に入ったサーミの伝統工芸品。

他にも気に入る人が出てくるといいな。

 

 

 

【Day 3】Gamla Linköping でfika

北欧三日目は、急遽こちらに留学している男の子と会うことに。

わたしがお着物で旅をしていることに興味を持ってくれてご連絡いただきました。

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待ち合わせ場所は

タイトルの通りGamla Linköping 

gamlaとはスウェーデン語で古いという意味。

昔の街並みが残った素敵なところ。

実は北欧に初めて飛んだ時に

いちばん最初に泊まったところがこのエリアの中。

すんごい可愛いお部屋でした。

ここに泊まっていたときに朝ごはんを食べていたカフェでお茶(fika)しました。

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https://dahlbergscafe.com/

スウェーデン語のページだけど可愛いから覗いてみてくださいな)

 

ここで留学生くんおすすめのお菓子をちょいす。

紅茶はカップにお湯を入れて渡されるので、好きな種類を選びます。

たくさんありすぎたので、香りで決めました。

美味しいお菓子をいただきながら終始わたしのしていることをお話。ただただ好きなことを語っただけなのに、なんだかとっても驚いていた様子。

 

大丈夫。まだ若いからこれからだ。

わたしは意外と生きてるからその分の経験値だ。

なんて思ってたの、もう歳っぽいな。

 

好きなことをして生きていくことがとても人生を豊かにすることを知ってもらいたい。

学生ならなおさら。やりたいことをするのに遅すぎるなんてことないからね。

留学生ライフが実りあるものになりますように。

若い学生とお話して、わたしも刺激を受けました。

ありがとうございました。

 

そういえば、この北欧の街並みとお着物の組み合わせ、意外と馴染むとおもったの。

周りの方にも褒められたよ。

 

さてと、ここでも少しだけお買い物したので

別記事でまとめます。