田舎暮らし、ときどき北欧。

夢をカタチにするまでの軌跡。

想いよ届け

ご無沙汰しております。

この1ヶ月は目まぐるしくてなかなかゆっくり記すことができませんでした。

 

いま、私の大事なお友達が病と闘っています。

 

彼の病名と余命宣告を知り、わたしは彼と、仲良くしているふたりの女の子に祈りを込めて紐を織ろうと思い立ち、そう決めてから朝方までに自分の分を含め4本を織りあげました。

なぜか、その日中に織り上げなければいけないような気がしていました。

 

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すぐさま出来上がった日に送って、彼の元に届いたのが日曜日。

腕につけているよと写真を送ってくれた彼。

 

翌日、いつもやりとりしているグループLINEに彼からの返事がありませんでした。

 

そしてさらに次の日。めったに頭痛にならないわたしが一日中痛みに悩まされ、身体が重かったのでもしかして。と思っていましたが、その夜に彼が昨夜から危篤状態ということを知らされました。

 

今日で四日目。

まだ彼は闘っています。

わたしの織った紐を大事につけたまま。

 

まだ、諦めていません。

戻ってきてくれることを信じて

祈りながら待っています。

 

元気になった彼に会いたい。

 

この話を日記に綴って公開するかを迷いましたが、今の気持ちと現状を残しておきたくて。

そして、当たり前に来る毎日が

ほんとは当たり前じゃないこと。

一日一日が奇跡みたいなことなんだって、彼が教えてくれました。

死に直面する彼とやりとりした言葉たちは

噛み締めておきたい。

 

そばにいる人を、大事にしてください。

大好きな人に、大好きだよって伝えてください。

会いたいなら、会いにいってください。

ありがとうって、笑いかけてください。

 

たくさんのことを教えてくれた彼に

きちんと目を見てお礼が言いたい。

 

戻ってきて。

 

わたしの織った紐が、こちらの世界の道標になりますように。

 

 

 

☆。・:*:・゚'★,。・:*:・'。・:*:・゚'★,。・:*:・゚'☆

ご報告遅れましたが、

そのお友達は意識を回復し

今はまた話せるまでになっています!

見たかったと言っていた桜も見れましたし

余命宣告の期間はだいぶ過ぎました。

このまま元気になってほしいと願ってます。

 

2018.4.27