田舎暮らし、ときどき北欧。

夢をカタチにするまでの軌跡。

沖縄からの機織り機

わたしの持っている機織り機は、機を織っていたひとが出来なくなり、それを使えるひともいないため処分する予定だったものを安く購入した機織り機だった。

それ自体が本来どこで作られたかなんて知らなくて、今日初めて調べたら、沖縄からやってきたものだということが発覚。どうやら大島紬を織るための機織り機らしい。

というわけで、最終目標は《大島紬を織る》に決めた。

もう製造されていない機織り機だった。

大事につかおう。

とはいえ、いきなり着物を織れるほどの技術は持ち合わせていない。

わたしの機織り歴は、まだ五つくらいしか作品になっていないくらい浅い。(花瓶敷とかショールとか)

なので、まずは帯を何本か織る。しかも、ひとつの長いのを織るのではなく、四つくらいにわけて色を変えて繋ぎ合わせることにした。

そうすると、それだけ機織りをするための前段階の工程を繰り返し練習できるからだ。

織ったり組んだりするひとはわかると思うけれど、そこまで行くための準備が8割くらいといっても過言ではなく、織るのなんて最後の美味しい部分にすぎない。(と、まだあまり複雑な織り方をしない今のわたしは思っています)

 

今日は機織りするための糸を整経する(織るものの出来上がりの長さと幅を決めて、そのために必要な経糸をそろえる)ところだけ。

 

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整経したあとに纏めた図。

 

そして次回は筬というパーツに通すのだけど、わたしの持っている筬が着物を織る用のため細かすぎるので、新しく別の筬を買うことにした。来週、問い合わせてみる。ちょうどいいのなければオーダーかな。

 

それが届けば、次の段階へ。

この冬の間に、機織りするぞー。

 

筬が届くまでは組紐進めます。

たくさん練習したいと話してたら、何本か帯締めの注文がはいった。人のためだとやる気出るね。

がんばろ。

みんなありがと。

 

色々織れるようになったら、一度大島紬を織っている工房の見学に行きたい。