田舎暮らし、ときどき北欧。

夢をカタチにするまでの軌跡。

sense

昔から変わっていない部分。

ずっと、何かひとつ

自分にしかできないこと

自分の得意なもの

誇れるものが欲しかった。

ジェネラリストよりスペシャリストになりたかった。

だけどわたしの性格上

それは難しくて

沢山のことを今もこの手に抱えている。

それでもだいぶ淘汰したね。

 

今、わたしの手に残っているものは

これ以上譲れないものだらけ。

全て諦めずに何年も続けていけば

人よりも自信を持って

出来るよと

そう言えるようになるのだろうか、

なんてことを夢みて積み重ねているよ。

 

幸い、やりたいことが見つからないという人も多いこの世の中で

わたしにはやりたいことが沢山ある。

 

目指したい場所も

昔から変わらずにそこにある。

 

 

 

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雪をみたとき
ここへ来たばかりの時を思い出した。


そしてわたしは
この雪の景色を
後の残りの期間
ずっと見ることになるのかなあって思った。


ここへきて
わたしは何をしたいのか

そんなの言うまでもなく英語、で。
わたしはワーキングホリデーのビザを携えて
この地へ降り立ったけれど
どちらかというと
仕事なんてのはどうでもいい。

 

日本にいたころは
自分が納得できる場所
大好きになれる場所以外で働こうなんて思わなかった。
どれだけ不便なところであろうが
どれだけ給料が安かろうが
第一条件はそこにどれだけ愛を注げるか、で。

だから
他の人が何を言おうと気にしなかった。

 

そんなわたしがここへきて
日本だったらやらないだろうなあっていう
レストランのキッチンとか
スーパーの店員とか
ウェディングの飾り付けとか
それはそれでいい経験になっているから結果オーライ。

 

それで
わたしは結局なにがしたい?

 

いつでも考えていたのは

わたしにしかできないこと。


バイトなんてのはいくらでもかわりがいるから。
だからつい最近まで必死になってそれを探してたんだ。

 

でもある日、見つけた言葉は
わたしを落ち着かせた。

 

 

花が存在しているのではなく
存在が花している。

 

 

存在がわたしのカタチをしているんだって。

だから存在意義なんてのを探すのはやめた。


わたしがやりたいこと
他の人に何を言われても
自分の信じる道を
自分らしく進むことに

決めた。

 

いつだってそんな風に自分の道まっしぐらーに見えるかもしれないわたしだけど
実は結構思いとどまったり、諦めたり、人の目を気にしたりも
するのよ、時々ね。

 

ただただ
残り4か月半というところで思うことは

 

この触れる空気も音も
雪景色も


すべて 


身にまとって帰れますように。

 

そう願う。

 

意義はいらない。でも証は欲しい。
わたしがここにいたっていう。


そういう証。

 

 

 

 

 


2009/10/18 08:21

 

21.10.28 加筆修正

 

丁寧に、自分を磨いていった先に、絶対他に代わるものはないような、そんな存在であれるように。

そんなふうに、自分の関わるものや人すべてに向き合っていけたらなと。

 

目に見える証なんてのは、ないかもしれない。

だけど、誰かの記憶の中に

代わりがない「わたし」という存在が

少しでも残っていたら

嬉しいね。