田舎暮らし、ときどき北欧。

夢をカタチにするまでの軌跡。

永遠のこと

f:id:kmtaetksk:20211028231239j:image

 

「永遠」なんていうのは

存在しないと思っていたけれど

 

わたしのなかに

あったよ。

 

 

いつも

恋をするたびに

それが終わりを迎えることに怯えていて

なにかを愛するたびに

戸惑っていた気がする。

 

幸せすぎると

その幸せが長くは続かないことを想像して切なくなっていた。

 

いつか終わる

そう思っているからこそ

ただひたすら目の前のひとに愛を注ぎたいと

これ以上愛されたことはなかったと思ってもらえるくらい、大事にしたいと

自分の全てを相手に向けていたとおもう。

 

ほんとはただただ純粋に愛することができればいちばんなのに、と思いながら。

 

あるとき

わたしが想う気持ちは永遠だ

そう気づいて

 

自由になった気がしたの。

 

わたしが好きな人たちへ注ぐ愛は

なくならない気がしていて

ずっとこのわたしの一生をかけて

大事にしたいとおもっていて

 

こんな感覚は

初めてだった。

 

何が起こっても

大事にすると自分が決めた。

 

自分で決めたことは

なくならないから。

そしたらそれは

永遠でしょう?

 

ずっと想い続けて、愛し続けて

会えなくても、裏切られても

 

それでもいいの。大事だから。

 

相手から大事にされなかったとしても

わたしが大事にしたいから。

 

でもなんだか不思議なことに

いまわたしが注がれている想いは

この先もなくならないような気がしてるんだよね。それってすごいこと。

いつか想われなくなるんじゃないかって

不安になったり、心配したり、全くしてないの。

それはなんていうか

自分に自信があるからとか

相手を信じてるからとか

そんなことじゃなくて。

 

もう最初から決まっていたことみたいに。

 

ただ忘れないでいたいのは

その感覚は奇跡みたいなものだから

いつでもそれに感謝すること。

 

愛し愛されて満たされる感覚を

ずっと与え続けてくれるひとがいるって

人生でいちばんのギフトだよね。

 

それを受け取り続けているからこそ

わたしも返したいのかもしれない。

 

これでこの先、万が一

関わりが持てなくなったり

離れるようなことがあったとしても

わたしは彼らに愛を注ぎ続けたいと

そうおもうよ。

ありったけの感謝を込めて。

 

関係性に終わりが来ることは、ないとは言いきれないけれど

愛に終わりはないって気づいたから。

 

 

そうだよね。