田舎暮らし、ときどき北欧。

夢をカタチにするまでの軌跡。

リュックサック

いつも荷物は多くなりがち。

でも人生における荷物は少ないほうがよさそう。

当時ニューヨークに住んでいた憧れのひとに「たくましくなったね」と言われたときから

さらに十年以上経って

たぶん今のわたしはより逞しくなっていて、色んな方から「何処でも生きていけそう」と言われる。ほんとうに何処へ行ったって生きていける気がしてる。

 

今までの人生の中で選りすぐった大事なものだけリュックサックにつめてね。

 

カナダにいたときから、ずっとその中身を淘汰してきていて、その作業はきっとこの先も続いていくんだろうな。

 

そんな、つれづれ。

 

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このリュックの中身はね。

なんだろう。

なんだと思う?

 

 

 

 

彼女はわたしに言った。

たくましくなった、と。

 

 

昔のわたしが
いまのたくましいと言われるわたしをつくりあげたわけだけど

もともとは
とてもとても弱い人間だったから

きっと数年前のわたしが
今のわたしをみたらびっくりするんだろうなあって。


人と違うところがコンプレックスだったわたしが
今では人と違うところが好きって

そう言えるようになるまでに

どれだけいろいろなことがあったかって
簡単には言えないけれど

苦しみがやがて
自分の糧になると知ったから

だから

どれだけ辛くても苦しくても
いつかわたしの深みの一部になっていくと
そう信じて
なんでもできるようになったのかもしれない。

本当になんでもできるわけではないけどね。


わたしは幸い人には恵まれていて
たくさんの大きな背中を見てきた。

そのひとたちがつくった道を

わたしの場合は
あーでもないこーでもない
やっぱりちょっとこっちに寄り道

みたいな感覚で追いかけながら
違う道をつくる。

自分のかかえた荷物は
スーツケースみたいに大きいものじゃなくて
リュックくらいの大きさで
詰まってるものは
パンとかお金とか服とか
そういう物質的なものじゃなくって

愛とか勇気とか夢だと良い。


リュックサックの中身ね。


これだけあればいい

そう思える大切なもの

それを今淘汰していってるのだと思う


ここ

カナダでさ。

 

さーて

もう少し強くなって帰るよー。ふふ。

 

 

 

 

 

 

2009/08/25 00:39

 

2021.10.24 加筆修正

 

強くなりたい。

まだまだ。

でも確実に、強くなってるね。

ひとつひとつの経験が

きちんと強さに変わってゆく。

そのことを、学生のときからわかってた。

 

凛とした強さが

ほしいです。