何かの記事でも少し触れたかもしれない
次元の話。
ひととしての次元っていうのは
そのひとが社会的に成功してるとか
お金があるとか名声とかそんなんじゃなくて。
わたしの中ではもっと違うもの。
ただ次元が高いか低いかっていうのが
それが良い悪いの話でもない。
学校で言うところのクラス分けみたいなやつだとおもってる。
小学校一年生と六年生じゃ全然違うけど
どっちが偉いとかそういうことじゃないもんね。
そもそも人と関わることに上も下もないとおもっていて、わたしは以前子どもたちの先生みたいな仕事をしていたこともあったけど(環境NPO時代)
いつでも心がけていたのは、子どもと同じ目線で物事を見ることだった。
子どもだから下で
大人で先生をしているから上だなんて思ったことなくて、子どもから教えられることも沢山あった。
それぞれを立派なひとりの人として尊重して扱うことを心がけてた。
上とか下とかっていう誤解があると、ほんとうのコミュニケーションができなくなってしまうのよね。そして関係が歪んでゆく。
子どもたちも、絶対そういうのって感じとるんじゃないかな。
何かを教えてもらったり助けてもらうことが人より劣ることじゃないし、
逆に何かを教えられるほど知識があることが優れているわけでもなくて、ほんとただ知ってるだけ。もちろん知るために沢山努力してきたことはあるかもしれない。
人を助けることも、偉いから助けるんじゃなくて、助けられる力があるから助ける。
そんなシンプルなことなんだよ。
優劣じゃないの。
他の人がどう感じてるかよく分からないのだけど、わたしはその次元の違いというのを何となく感じとれていて、なるべく自分は高いひとの傍にいようとしている。(自分よりも年下の子で、とても高いところにいる子もいるから本当に年齢とか関係ない)
でもそれってめちゃくちゃしんどいことだったりするんだよね。自分との差が見えるから。
だけど、むかし、憧れの人が言ってた。
素敵な人になりたければ素敵な人のそばに居ることって。
それを、ずっと心がけてる。
今の自分から、逃げないようにしている。
次元の話をしようと思ったのは
もう一人の尊敬するお友達と似たようなことを話していたから。
「すごい人を目の当たりにして、元が違うからと、始めから自分と切り離してしまう人と、自分はそこまでなれるかわからないけど少しずつでも頑張ってみようと思える人の小さな違いが、後に大きな差になっていく。人はそれぞれに差や段階があるんだから、今の自分の足元から耕せばいい」と彼は言った。
わたしはずっと後者で、素敵な人を目標にしては追いかけ続けている。
「まゆみは努力する人だからね。努力する人には努力するがゆえの悩みや目標に届かない自分に焦れることが出てくる。でもそれが自分の鍛えになっていくんだから、一つ一つ挑んでいけばいい。次元の違う悩みだよ。自分を引き上げてくれる人、引き上げあえる人と接していくことに務めればいいと思うよ」
わたしはよく
何でも持ってていいね
これ以上何がいるの?
と言われ続けてきた。
人から羨ましがられる人生らしい。(今は)
わたしみたいに生きたいと言われることもある。
「それが自分と切り離しちゃう人達のやっかみっていう心の作用だよ。そういう人達にはその人の本質は見えない。放っておいてまゆみのそういう姿勢を貫いていけばいいよ。わかる人にはちゃんとわかるからね」
わかるひとにはわかる、って
そのわかる人がすごいよなあと思ってる。
最近仲良くしてる子のひとりが、酔っ払いながら言ってくれたから覚えてるか謎だけど
いやいやどれだけ大変な思いをしてここまで来たか、わかるよ。全然楽じゃない。
まじゅさんみたいに生きたいなんて言えない。
と、言ってくれて
そうかわかるひとにはわかるんだなあと。
わかってくれるひとが周りにどんどん増えていって、なんだか少しだけ呼吸が楽になった。
次元をあがるたびに、またひとつ問題にぶつかるのでそういうもんなんだなと思ってはいるけれど、高くなると偉いとかじゃなくて視野が広くなるってことに近いかも。高いと低いところのものがよく見えるようになるみたいな。
大好きなひとたちが躓いてたら、引き上げる側のひとになりたくて、いつでも上を見続けるようにしている。でもだいたい目標にするひとたちって同じく上がり続けているひとたちばかりだから、全然追いつけないんだなこれが。
有難いことです。目標を見失わなくてすむ。
相変わらず、人には恵まれっぱなし。
最初に話してたお友達に以前言われたのだけど
「まゆみは自分よりも(次元が)下の人を引き上げようと頑張るけど、上手くできなくてしんどくなってるのよくあるよね」
って。
それね、相手が望まないなら止めなきゃってほんとおもったの。
どうしても相手が好きな人だと何とかしたくなっちゃうんだけど、その相手が変わりたいとか上がりたいとか思ってないのに、それをやろうとするから失敗するみたい。
別に次元あげなくったって、生きていけるのよ。困るかどうかは本人次第だし。
変えたいっておもうのはエゴだわ。
と今回常々おもった。
反省。
変わらない、変わりたくない
それもそのひとの選択だから。
わたしは変わり続けたいから、
そりゃ合うわけないのよね。
今、わたしの周りにいる人たちが
変わることを恐れないひとたちだらけで
こちらもとても刺激を受けている。
なんだか長くなって
まとまりがなくなってしまった次元の話。
わたしの個人的な見解なので、さらっと読み飛ばしていただければとおもいます。
詳しく聞きたい方、一緒に語りましょ。