田舎暮らし、ときどき北欧。

夢をカタチにするまでの軌跡。

"心ごと透き通りますように"

ひとはどうしても

自分の恵まれている部分や

満たされている部分を見失いがちで

自分にないものがある人を羨ましいとおもう。

 

先日、そんな出来事が起こって

でも貴方にもわたしが持っていない沢山のことがあるよって言いたかった。

わたしは貴方の才能がとても好きだよって。

 

自己肯定感が低いひとからの羨望の眼差しはもう慣れたもんだけど、それが自分の好きな人からだったりすると、もっと自信を持って欲しいなあとやっぱり思う。

だってわたしがこんなに好きなんだから。

わたしは貴方を好きな自分も好きだよ。だからわたしのためにも、貴方が自分を好きでいてほしいの。

 

自分自身、最初から自己肯定感が高かったわけじゃない。

自分を好きになる努力をし続けた結果。

人と同じことができなかった幼少期は、自分のことが好きになれなかったし

「可哀想」と言われる度に、心がしくしくした。

わたしは、可哀想なんかじゃない

そう言い聞かせてた気がする。

 

小さなことをひとつずつ出来るようにしていって、出来ることが増える度に自信が持てるようになる。

誰かに好かれるたびに、自分も自分を好きになる。

そんなささいなことの繰り返し。

 

ああ、でも

自分が誰かにとって愛おしいことで、わたしはここに留まってる感はあるな。

愛されることも、自己肯定感がなくては素直に受け取れないものかも。

 

やっとここまで来たとおもうんだけどね。

もうほんとに自分のことが嫌で嫌で堪らない時もあって、どうやったら心ごと透き通るのかをずーっと考えていて、

全ての感情を味方に出来たらいいのにと

ずーっとおもっていた。

 

その嫌な自分を受け入れるという段階が

とてもしんどいときだった。

そういう時は誰かに愛されていても、それをきちんと受け取れないから、相手にも嫌な思いをさせてしまった。

でもその時間があるから今があるね。

そこを越えてきたからこそ、今素直に愛を受け取れない人たちが苦しいのもわかる。

 

だから、彼女からの言葉にもやもやしたけれど、自分もそうだったなって思って

乗り越えられるように祈りを送った。

 

ちゃんと

自分のことを好きになれるから

諦めてほしくない。

 

わたしが好きな人たちには特に。

いくらでも大好きだよって言うから

ちゃんと態度で伝えるから

いつか自信が持てるときが来ますように。

 

もちろん、わたしもまだまだ道の途中だけど。

今のわたしが過去の自分にパワーを送ってるみたいに、未来のわたしが今の自分にも送ってくれている気がしてる。

(この感覚も一体どういうこと?って言われそうだけど、そうなんだもん。ちゃんと導いてくれてる感じね。)

 

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いちばんしんどかった時期に撮った写真。

伊勢神宮かな。

"心ごと透き通りますように"

 

今も変わらずそうなりたいと願ってる。

諦めない。